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通信制大学で小学校教員を目指す、限りなくフリーターっぽい学生が語る日常


by siro-castle
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偏った一考察~もう言い飽きたけど~

おはようございます管理人siroです。

<中山文科相>ゆとり教育は「反省すべき」と中学生に謝罪

というわけでですね。大臣殿は謝罪をしたそうです。
「ゆとり教育は反省すべきだった」と。

言いたいことは色々あるけれど。
とりあえず一番言いたいのは、

「謝るんじゃねぇよ!」

ということ。あんたが謝ったら、現場の人の立場がない。

現場の先生方は、あんたらが打ち出した妙な方針の下、
疑問を持ちながらも、一生懸命最大限の成果を出すべくやっていた。
薄い教科書で、どこまでしっかりと教えられるか研究していた。
総合教育に関しても、手探りで内容を工夫していた。

あんたが薄っぺらく謝ったら、その努力を踏みにじることになりませんか?
「取り組みは全部失敗だ」って言っているようなものですよね?

今文科相がやるべきことは、謝罪することではない。
ゆとり教育からの転換を声高に叫ぶことでもない。
偏差値教育orゆとり教育のどっちをとるかじゃない。
世論に振り回されて右往左往することでもない。

現場の先生と生徒が、本当は何を求めているのか。
それを見極めることではありませんか?

教育の成果なんて、数年で出てくることじゃない。
じっくりと腰をすえて熟成させていくべきだと思う。
このように方針を数年で手のひら返しのように変えていたら、
そっちの方が現場にとって不幸だと思う。

その落ち度を謝ってくれるんだったら大歓迎なのだが。
by siro-castle | 2005-04-22 10:22 | 偏った一考察