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通信制大学で小学校教員を目指す、限りなくフリーターっぽい学生が語る日常


by siro-castle
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問題の回答2

こんばんは管理人siroです。

さてさて。お待たせしました。問題の回答2です。
問題?という方はこちら。回答1?という方はこちらをどうぞ。

一応、あれから自分なりの教え方を考えてみました。

まずは生徒にこの詩を読ませます。音読、黙読含めて2~3回。
それから、この詩に対する解説は一切しないままに、
生徒一人ひとりに、この詩から感じたこと等を書いてもらいます。
それを何人か発表してもらい、それで一時間が終わるでしょう。

次の時間までに全員の感想をこちらがまとめた上で、
特徴的な答えをした子にはその理由も発表してもらいます。
先日言ったような、「納得できない」という意見も出てくることでしょう。
それはそれでいいと思う。しっかりと理由も含めて説明してもらいたい。
ここでの目標は、全員に様々な意見があることを知ってもらうことだから。
「すごいねぇ。一つの詩で、こんなにたくさん感想が出るんだね」
ということを指摘した上で、どの意見も不正解ではないということを
忘れずに確認しておきたいと思います。また、詩というのは
いろんな感想を持って良いものだとも確認しておきます。

次の時間では、前回までの授業を引き合いに出して、
「色々な意見が出るのが個性だよね」ということを指摘して、
皆に「自分の個性ってなんだろう?」というテーマで、
「自分は~という個性を持った人です」という文章を作ってもらいます。
理想としては、ここでグループでお互いの個性を指摘して欲しい。
ここで個性には長所だけでなく短所も含むべきか?という疑問もありますが、
フォローも入れつつ両方含む方向で考えたいと思います。

簡単ですが、こんな感じの流れでいきたいと思います。

このような流れなら、この詩に対してどんな意見が出ても構わないし、
お互いの意見の理由まで知ることで、皆がどのような観点で
詩を読んでいるというのかということが各自わかるのではないでしょうか。
そこで行間を読む読み方や、理論的な読み方など、
色々な思考の引き出しを皆に知ってもらいたいと思う。

そして評価なのですが、これに関しては悩みどころです。
どのような意見を持ったかより、そこに至るプロセスを重視したい。
そのプロセスでどれだけ頑張って考えることができたか。
そこで頑張れた子にはいい点をつけます(ほとんどの子がいい点ですね)
おそらく、小学校だったらこのような形でいいのではないでしょうか?

さて、こんな感じで、おそらくこの詩の一文一文に対する授業はしません。
するとしても、最後の授業に付け加える形で、でしょう。
最初にやったら固定観念を与えてしまいかねないので。
最初のフリーな状態で出てきた意見を扱っていきたいです。
って、こんな授業のスタイルでいいのかどうか知りませんが。

以上が俺のこの詩の教え方に関する考えです。
これに対する意見などは再び募集いたします。
おそらく、その意見が将来の参考になると思うので、
どんな意見でも出していただけたら嬉しいです。
わかりにくい文を長々と読んでいただいてありがとうございます。
by siro-castle | 2005-06-22 21:11 | 日常