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通信制大学で小学校教員を目指す、限りなくフリーターっぽい学生が語る日常


by siro-castle
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キャッチボール

こんばんは管理人siroです。

人との会話をキャッチボールに例える人はよくいる。

まずは相手に向かって言葉を投げるわけだが、
そのためには色々な配慮が必要である。

強さは大丈夫か?
強すぎて取れないことはないだろうか。
弱すぎて届かないのではないだろうか。

方向は大丈夫か?
投げた先に相手はいるのだろうか。
相手が取れないところに投げていないだろうか。

タイミングは大丈夫か?
相手がこっちを向いていないのに投げていないだろうか。
相手が待ちくたびれていることはないだろうか。

また、相手が返してきた言葉を取る必要もある。
うまく取れないと、これも問題になってしまう。
そして取った言葉をまた投げ返す。その繰り返し。

ブログに記事を書くことも、ボールを投げる作業だと思う。
ただし、まったくの暗闇に向かって言葉を投げている。

相手までの距離がわからないから、投げる強さもわからない。
方向もわからないから、投げた先に相手がいるかわからない。
当然タイミングすらわからない。相手に受け取ってもらえたか?
それすらわからないわけだ。何もわからない世界だ。

そして、投げた言葉はいつ返ってくるかもわからない。
意外な言葉を意外な相手が取っていて、意外なタイミングで返してくる。
常に構えていないと、取れない危険性のほうが高い。

その意外性が楽しくてブログをやってはいるのだが、
あまりに言葉が返ってこないと悲しくなったりもする。
でも、たまに返ってきたときの喜びは悲しさに勝る。

だから、今日もまた暗闇に向かって言葉を投げてみる。
こっちに相手はいるのかなー、と想像しつつ。
by siro-castle | 2005-01-20 22:22 | 日常